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妙に美味しい『夜鳴きそば』

『夜鳴きそば』とは、屋台のラーメンです。

『夜鳴き』というくらいなので、チャルメラを吹きながら、夜の街角を移動しながらラーメンを売っている屋台をイメージしますが、一カ所に留まっているタイプも含め、屋台のラーメンの総称であるらしいです、『夜鳴きそば』って。

今夜、久しぶりに『夜鳴きそば』を食べました。

新宿西口の、駅の真ん前で。

北海道に出張してまして、飛行機の都合で、普段より早めの時間に晩ご飯を食べたので、東京に着いてから小腹が空いてしまったんです。

羽田からリムジンバスで新宿に着いて、何か軽く食べようと考えていたとき、屋台が目に入りました。

一度通り過ぎてはみたんですが、まあブログのネタにも使えるかなというところもありつつ、きびすを返し、屋台ののれんをくぐりました。

一杯700円…。

『夜鳴きそば』は、実はなに気に割高です。
実は微妙に、ぜいたくな食べ物です。

子供のころ、田舎に住んでいたんで、『夜鳴きそば』は滅多に家のそばに来ませんでしたが、たまーに来ると、すごく食べたくなったものです。

しかし、多分、1度くらいしか食べさせてもらえなかったと思います。

ジャンクなくせに高い、というところが、食べさせてもらえなかった理由でしょう。きっと。

衛生的な観点でも、若干気になる部分もあります(認可を取るには、厳しい規定はあるようですが。衛生面においても)。

味についていえば、正直、大して美味しいとは言い難いです。

でも、ラーメンの原点がそこにはあるように思います。

子供のころに憧れていたラーメンの味が、そのまま残されているように思います。

まあ、ぶっちゃけ、化学調味料をたっぷり使っているんでしょう。食べたあと、長い時間、後味が残るのはそのせいだと思います。

その意味でもジャンクな食べ物です。

でも、妙に美味しい。

そして、新宿の駅の真ん前の『夜鳴きそば』は、いろんな意味で、アンバランスです。

大東京の真ん中、高層ビル街、簡素な調理、質素な店構え、昔ながらの味、高い値段…。

でも、妙に美味い。

…。

あ、オチがないです…。

では無理矢理…。

心が夜泣きそば。

押忍。
by 3-4-3_ohta | 2009-09-07 01:05 | その他 | Comments(2)
Commented by らっきー・つま at 2009-09-09 10:24 x
「心が夜泣きそば」に、ココロが震えました。
Commented by 3-4-3_ohta at 2009-09-10 00:48
こんばんはー(^_^)。
書き込みありがとうございますm(_ _)m。
屋台のラーメン、美味いっすよね(^_^;)。


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